なんか28日の事業仕分けで、NICTの光ルータ研究のところで「もし仮に、明日光よりももっと速い、光を使わなくても速くて、熱効率も良くてですね、そうしたものがどっかからポンと出て来た時に、これは続けられるんですか?」という質問があったことが話題になってるみたいですが(
Geekなページなどを参照)、一応技術的には「光ルータよりも速い技術」の研究はあることはあるんですよね。
昔ライター時代に毎コミの取材で「
光通信最先端を垣間見る - 究極の光スイッチ「光パケットスイッチ」の実現ももうすぐ?」なんて記事書いたことあるわけですが、この記事の中でも「光ルータを超える『量子通信』」的な話が出てます。(しかし、まさか5年近くも経ってこの記事引っ張り出すことになるとは予想できんわ)
もし仕分け人の方々が、この手の「量子通信」の開発状況を知ってて「光ルータよりも量子ルータに力入れた方がいいんじゃないの?」というつもりで前記の発言をしてたんだとしたら、これはものすごい話ですが…。確かにどっちもNICT所管の研究だし、NICT内の予算の組み換えで済む話だからなぁ。(もちろんNICT内部で得する人・割を食う人が出てくるわけですが、それはまた別の話)
つかNICT側も、次々世代技術としての量子ルータ技術の話も「こーゆーのがあって一応研究もしてますが。それとも光ルータを捨ててそっちに予算を振れと?それならそれでこちらも好都合ですが」ぐらい切り返せばよかったのに。まあ技術的に実用化一歩手前まで来てる光ルータと、まだまだ基礎研究の域を出ない量子ルータでは、NICT的には事業成果を出しやすい光ルータに力を入れたいんでしょうから、「量子ルータにシフトしろ」と言われたらそれはそれで困るんでしょうが。