最近著作権やら個人情報保護法やら法律関係の話題を扱う機会が増えてきたので、このBlogにも新たに「法律関係?」のカテゴリを追加してみました。
先日のP2Pシンポジウムについて、ネット界隈では
Aerieの公開が中止されたこととWinny事件の関係が話題になっているようですが、そもそもAerieが開発されたのは2002年なのに、どうやって2004年に起こったWinny事件がそれに萎縮効果を与えるのか、という点にはあまり突っ込んでいる人がいないようで。
現場で話を聞いていた感想としては、公開中止の直接の原因はむしろ「2ちゃんねる動物病院訴訟」(まさに2002年の事件)の影響であって、何もWinny事件ばかりが公開中止の要因ではないという感じで阿部氏はコメントされてましたが。
はっきり言ってしまえば、この点については「Winny事件がソフトの研究開発に影響を与えた」というストーリーを作りたいがために、一部マスコミがミスリードしたと言ってしまってもいいのではないかと思います。現場はそんな単純なものではなく、もっといろんな要因が複雑にからみあって動いている、というところですね。
あと塩澤先生の発言についてはご本人も反論されているようでいろいろ言いたいことはありますがやめときます。
ただ「あのシンポジウムの模様は、後日録音が日本ソフトウェア科学会のWebで公開されるらしいですよ」とだけ言っときます。
※追記:
壇弁護士のBlogで、高木浩光氏から「録音の公開の予定はないはず」との突っ込みをいただきました。そう言われるとそうだったような気も…。