ITmediaのBiz誠に「
取材相手の顔を見ない、“タイピング記者”が増えている」なんて記事が出てましたけど、元Web媒体のライターとして言わせてもらえば「言いたいことはわかるが文句を言うべき相手が違います」。
別に若手記者だって、媒体の〆切に余裕があれば会見の取材相手の表情とか雰囲気とかきちんと読み取りたい意思はありますよ。ただね、上司から「とりあえず会見終了後1時間以内に速報を上げろ」とか命令されてたらそんな余裕ありませんって。
特に今時のWeb媒体は「記事upが10分遅れたらPVが万単位で減る」環境だったりしますから、「安易な速報化」も媒体価値を守るためにはやむを得ないでしょう。
なんで
文句をいうべき相手は若手記者ではなくて、むしろその上司(デスク)や読者ではないかと。
まあ私がライターやめてプログラマに転身した理由の一つがこの「Web媒体の過激なまでの速報化についていけない」ことだったりしますから、気持ちはわかるんですが。会見で相手が嘘ついててもそれを検証する暇すらなく記事を書かないといけない状況では、署名原稿なんて怖くて書けません。