というわけで、改めてデジタルフォレンジックコミュニティに参加した感想など。
#その節はいろいろお世話になりました>夏井先生、丸山さんを初めとした皆様
まあ時節柄しかたないといえばしかたないんでしょうが、今回はどうしても「フォレンジック」という部分と「個人情報保護法への対応」という部分が議論の中でごっちゃになっていて、ともすると後者の議論の方が盛り上がってしまい、なかなか本当の意味で「フォレンジックのあり方を考える」という方向に話が向かわなかったのが、個人的にはやや残念な気が。
もちろん個人情報保護法関連で「『保護』の側面ばかりが強調され、『利活用』を行うことのメリットの部分に関する議論がなおざりにされている」という関係者の方々の意見はその通りだと思いますし、その部分に関する一部マスコミのミスリードがあることも事実でしょうが、それはまた別の場で議論していただいて、今回はもうちょっと「フォレンジック」そのものに関する議論を聞きたかったなぁ、と。
あと、今回の講演は割と法律関係や警察関係の専門家が中心だったような気がしますが、フォレンジックについては技術屋は技術屋でまた別の場所で議論をしていたりするので、例えば日本snortユーザ会とかセキュリティホールmemo MLとかと合同でセッションをやると、いろいろと違った展開が見えてくるのではないかと思います。7月の
snortユーザ会のBoFでは、既存のフォレンジック製品への不満とかがずいぶん現場の技術者から出てましたし。
この点で、毎年日弁連シンポジウムがInternetWeekと日程的にかぶってしまうのが個人的には不満。できれば来年の日弁連シンポジウムはパシフィコ横浜でInternetWeekの1セッションとしてやっていただけると、より面白くなるのではないかと思いますのでよろしくお願いします>高橋弁護士はじめ関係者の皆様