京都府警無茶しすぎ(w
…と一言で終わろうかとも思いましたが、どうも作者本人が容疑を認めてしまっているようで。なぜ認めてしまうかなぁ。
実際問題としてWinnyの作者が捕まるんなら、世間一般で売られているCDやDVDのコピーツールの作者なんかだって著作権法違反で捕まえることが可能なわけで。
従ってもし作者が容疑を認めなければ、今回のケースは十分不起訴処分に持ち込むことが可能だと思われるだけに…。誰か今からでも遅くないから、作者と面識がある人は取り急ぎ当番弁護士か何か紹介してあげてほしいなぁ。
実際、警察に逮捕されたからといってすぐに有罪になるわけではないですし。あまり言いたくはないけど、ぐるぐるオークションの管理者が児童ポルノ禁止法違反の疑いで
逮捕された事例で、結局同氏は
不起訴処分になったように、警察って時々報道向けのアナウンス効果を狙った逮捕ってのをやることがあるので。
いわゆる一般マスコミは、警察発表に従って逮捕された場合にはニュースにするけど、その結果が不起訴になった場合にそれをわざわざニュースにしたりはしないわけで。すると、本人を直接知らない人は「逮捕」のニュースだけを目にして「あーいうことをやるとつかまる」と認識してしまうわけで、そうなるとアナウンス効果は大きいですよねぇ。
ただそのためには容疑を否認するわけですから、普通否認を続けている間は保釈も認められないので、警察の留置場に長期間拘留される覚悟が必要なわけで。もしWinnyの作者が「本当は身に覚えのない不当逮捕だと思うが、長期間拘留されて日常生活に支障が出るよりは、不本意ではあるがさっさと容疑を認めて釈放されたい」と考えるのであれば、それはそれで責めることはできませんが。(このあたりはいわゆる「痴漢冤罪」の場合と同じですね)
ちょっとこのあたりの動向は今後可能な限り追っていきたいと思います。