とあるところで
70人に1人が“いつも死にたい” 新聞労連・組合員意識調査なんて記事を見つけた。
あたしゃもかつてはどちらかというと「いつも死にたい」派だったんで、最初は「あー、結構世の中にも同類はいるのね」と思ってただけだったけど、よく考えるとこの記事って「これだけ自殺予備軍がいるぐらいひどい労働環境なんだから何とかしろ」って労組の主張なわけで。
だとすると一般的な労働環境における同様のデータと比較しないと一概に問題とはいえないのではと思い探してみたところ、さすがGoogle先生、あっさりと
働く人たちのうち、約17%が「死にたい」と思うことがあり、自殺予備軍は223万人に及ぶなんて記事を見つけ出してくれます。
これ見ると、新聞労連の「いつも死にたい」が1.4%なのに対し一般的な労働者の場合は1.2%でほとんど差がなくて、「時々」は新聞労連の10.3%に対し一般的労働者は15.3%(「しばしば」「ときどき」を合計)で、明らかに新聞労連の方が数値が低い。もちろん調査方法や調査した時期(後者の調査は2002年)の差もあるので単純な比較が危険であることは言うまでもないですが、少なくとも新聞労連の人は一般的労働者よりも恵まれてるのでは、と思わざるを得ないですねぇ。
そりゃ新聞業界がこれから厳しい状況になっていくだろうというのは、私も元ライターの端くれでしたからよくわかりますが、逆に言えばこれまでが恵まれすぎてたともいえるわけで。
そういう意味では少なくともこれを見出しにして一般人の同情を買う戦術に出るのは、一般の読者に対するミスリードなんじゃないのかなぁ、と思ったり。