最近ちょくちょく読んでる
Web屋のネタ帳さんところで「
駅データ.jpはもっと注目されてもよいと思う」なんてエントリが上がってたので、求人サイトの運用をやってる身として、これに関してちょっとコメント。
今私の関わってる求人サイトで前に駅検索の機能を導入しようとしたとき、この「
駅データ.jp」も候補には挙がったんですが、いろいろ検討した結果採用には至らず、結局
駅探の駅名データASPを利用することとなったわけで。
理由はいくつかあって、
1. データの正確性が保証されているものの方が結果的に割安
「駅データ.jp」の方は基本的に「データの正確性については無保証」という条件が付く(逆に言えばだから無料になっている)。なので間違った駅データが混入する可能性があるため、実際に同データを元にシステムを構築する場合は「駅データに間違いがないか」を自社でチェックする必要があり、トータルの運用コストで見ると決して割安ではない。実際「駅データ.jp」の場合、データ修正履歴を見てもわかるように、過去に駅名の誤字なんかが結構見つかっている。
その点駅探のASPは、データの正確性をきちんと保証してくれているので、提供されているデータの内容を検証する手間が不要で、結果的にコストが割安になるという判断。
2. 駅・沿線の追加・削除等のタイミングの問題
駅探ASPで年間契約を利用した場合、新路線・新駅の開業や路線名の変更、駅・路線の廃止などが行われた場合は、だいたい数日以内にそれを反映することを保証してくれているが、「駅データ.jp」の場合は「いつデータの変更が行われるかについても保証がない」。特に新路線・新駅追加に関しては、いつコードが追加されるかが事前に判明していないと、システムメンテナンスのスケジューリングがしにくい。
3. 他のシステムとの連携機能
「駅データ.jp」はあくまで独自のコード体系を提供するだけのサービスなのに対し、駅探ASPでは基本的なコード体系は独自のものだけど、他の駅コード体系との相互変換機能も(オプションで)用意されている。求人業界では、なぜか
Job@niftyを始めとする多くのポータルが
不動産流通近代化センター(よーするに
REINS)の駅コード体系を使っていて業界のデファクトスタンダードみたいな形になっているので、これがあるのとないのとでは結構大違いだったりする。
駅探のデータは、契約形態にもよって値段が異なるので一概には言えないけど(実際契約するのはうちのクライアントなので、正確な金額は教えてもらえない)、聞いた話では年間契約の場合月数万円程度らしいので、安心料として考えればそんなに高くないのかなぁ、と。
もちろん個人サイトなんかだとそんな金は払えないところが多いでしょうから、「駅データ.jp」のような無料サービスは非常に有効だと思うけど、法人の場合は微妙というのが個人的な感想。